表情筋評論家から観る映画 「マチネの終わりに」

先日映画「マチネの終わりに」を観ました。

福山雅治さん演じる天才ギタリストと石田ゆり子さん演じるジャーナリストの大人の愛の物語です。

この映画のあらすじや感想などは映画評論家の方にお任せしたいと思いますが、私は表情筋評論家としてこの映画の見どころについてお伝えしたいと思います。

ネタバレしませんが、今から書く話をスタッフにしてみたところ、「そんな話を聞いてしまったら、そこばっかり見てしまって、映画に集中できない」という意見を頂戴しました。映画の世界に浸りたい方は、どうか映画を見てから この続きを読んでください。磯野家の入る隙のない素敵な映画です。

確かに、私自身は映画を見る時、いつも内容よりも俳優さんの表情筋について一人でツッコミ続けてしまい、全く映画には入り込めません。

と書いてて私が映画には浸れないけど、歌舞伎だと「どっぷりイケる」理由に気づきました。歌舞伎の場合は最初から表情ジワを「隈取り」で書いているので、俳優さんの表情にツッコミどころがありません。だから「職業病的」に余計なことを考えず、その世界観に没入できるのです。

「この人さっきから何言ってんの?だいたい表情筋評論家ってなんなの?」と思ったあなた。当然です。さっき自分のことを表情筋評論家と名乗ることにしちゃったばっかです。表情筋評論家など、5分前の私にすら意味が分かりません。

「俺は表情筋評論家になるー」←ワンピースの主人公ルフィ風に読んでください。

画像)公式HPコチラより

さて、表情筋評論家的な「マチネの終わりに」の見どころは、何といっても福山雅治さんの動きの少ない口もと(口輪筋)と、石田ゆり子さんの眉間(特に左の皺眉筋)です。

福山雅治さんはいつまでもカッコよく若々しいことで知られていますが、その秘訣の一つは、「表情をあまり動かさないこと」にあると思います。

俳優さんのタイプとして表情を大きく動かす感情表現の豊かなタイプ(例:香川照之さん、役所広司さん)と、あまり表情を動かさずにクールなタイプ(福山雅治さん)がいます。

香川照之さんの顔の演技は大変ダイナミックで、まるで歌舞伎の隈取のようです。さすが歌舞伎役者!よっ澤瀉屋!(←オモダカヤと読みます)

出典)コチラ

香川照之さんは53歳で福山雅治さんとそんなに年齢は変わりませんが、シワの刻まれ方はかなり違います。

それは、日常の顔の筋肉(表情筋)の動かし方の違いです。表情が豊かなことは魅力でもありますが、表情筋は動かせば動かすほど表情シワを刻んでいきます。

画像)日刊スポーツコチラより

福山雅治さんも素敵な笑顔ですが、香川照之さんに比べて表情筋の動かし方は少ないと言えます。

この映画では 福山雅治さんは天才ギタリストの孤独と苦悩を演じていたこと、また、諸事情から(映画みてね)石田ゆり子さんへの思いに懊悩するもどかしさが、愛を語る福山さんの口輪筋の過緊張として出ていました。口輪筋を絞るあまりに、上口唇があまり動かない2回目のデートのシーンはこちらまで口もお尻も「すぼまる」くらいドキドキしました。

一方、それを受ける石田ゆり子さんも、その愛と運命を受け容れるべきか、それとも・・・の「葛藤」や「ためらい」が眉間のしわと口周りのしわに刻まれ、特に左の皺眉筋の内側は強く収縮して 左眉毛の内側を引き上げており、眉毛の角度の左右非対称が「困惑」「迷い」などを表現していました。

石田ゆり子さんも福山雅治さんも 若々しいことで知られていますが、昭和の時代であれば、磯野家のお年頃です。

感情は表情に表現され、シワとして顔に刻まれて行きます。「困惑」や「苦悩」「我慢」はシワとたるみを深くします。

「眉根を寄せる」「唇を噛み締める」「口をへの字に曲げる」「ぐっと歯をくいしばる」といった感情による表情は

いずれも筋肉の過緊張によるシワを増やし、人を老けさせます。

石田ゆり子さんにはいつまでも若々しくいていただきたい。そのためには下の顔のような笑顔でいるのが一番です。

笑顔は 頰をふっくらとさせ、口周りのたるみやほうれい線を打ち消します。そのプラスに比べたら、目尻の笑いジワなんていいもんじゃないですか。

人生100年時代。「シワが全くない」なんてことはあり得ません。

良い感情から刻まれるシワを増やし、マイナスの感情で増えるシワは減らし、良い人生をシワに刻んで参りましょう。

どうしても、コントロールできないシワはボトックスで調律!

「結局そこ?」と思ったあなた、このブログのそもそものタイトル見てください。

「西田美穂のボトックスマニア 」

すべての道はボトックスに通ず。

西田美穂でした。

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