BTX-Tuning:ボトックスでアニマル(バニー、ガミー)を消して品格ある笑顔へ
こんにちは。西田です。
よくボトックスは表情が固まるとか笑いづらくなるとか言われますが、それは使い方次第です。
ボトックスはシワをとる注射でなく「筋肉の動きを緩める注射」であるため、打った部分の表情筋の力が弱まります。
よって、顔中の筋肉にがっつり打てば、そりゃあ動かなくなるでしょう。
でも、筋肉の強すぎるところに打って動きをマイルドにし、全体の筋肉のバランスをとれば、表情の美しさを壊さず、ナチュラルに笑うこともできます。
私は ボトックスで表情筋を調律する「BTX-Tuning®︎」という概念を提唱していますが、
これは、楽器の弦を調律するように、表情筋を調律することです。
表情筋も、それぞれの解剖学的個性だけでなく、日常の表情クセや、加齢などにより、一部の筋肉を強く動かし過ぎてしまったり、強張り(過緊張)が出てきたりします。
特に、顔中央の筋肉は「威嚇」や「笑顔」(=敵でないよ)というコミュニケーションとして動物で発達した筋肉であるため、それがヒトにあると、ややアニマルらしく見えがちです。
実際に動物の名前のついたシワもあります。
バニーラインというラインを知っていますか?
うさぎちゃんがお鼻をヒクヒクさせるようなシワのことです。
バニーラインは、笑う時に顔をクチャっとさせて笑う方に出やすいシワです。
また、ガミースマイル(欧米ではホーススマイル)とも言われる言葉を聞いたことがありますか?
笑った時に歯茎が出てしまう笑いのことで、日本ではあまり気にされていませんが、欧米では馬のような笑い方として好まれません。
笑顔の際に、筋肉の動きが大きく、ウサギちゃんや、お馬さん、お猿さんぽいシワができるのも「キュート」で魅力ではあり、実際にこのモデルになっていただいた方の笑顔もとってもチャーミングです。
ただ、ここで少しアニマルな表情筋(鼻の周りの動きすぎる表情筋)を調律すると、さらに「大人の品格ある笑顔」にすることもできます。
実際に鼻周りの筋肉の過緊張を止めるようにボトックスを打った後の変化を見てみましょう。
写真)左:施術前 右:ボトックス35単位施術1ヶ月後
チャーミング&キュートな笑顔から、洗練された上品な笑顔になりました。
と言っても、ボトックスを打とうが打つまいが大変な美人さんですね。
ボトックスを打つと「表情が固まる」のではなく、「ボトックスを打った部分の表情筋の力が弱まる」のが正しい言い方です。
ボトックスを打っても正しい位置と量であれば、表情が固まることはなく、ちゃんと笑うこともできます。
また、強すぎる筋肉を適度に止めることで、アニマルっぽさを抑えて、「ヒト」の品格ある洗練された笑顔に調律することもできます。
ボトックスで表情シワを減らすのは、当たり前。
ボトックスで 表情を調律する時代です。(BTX-Tuning®︎)
調律とか言ってるけど、楽器は全然できません。
音楽もろくに聞かないので、観賞用刻印入りイヤホン「Botoxmania MIHO」
西田美穂